一昨年くらいからキーボードにドハマりしてます。 昨年もこんなの作ってました。
キーボードは素晴らしいです。商売道具ですし。 こんなんなんぼあってもいいですからね。 今回懲りずに新しいのを購入して組み立てたので、そのメモです。
はじめに
近年ではキーボード熱が加熱しています。 それはもう、本当にすごいです。 なんてったって「マツコの知らない世界」で取り上げられるくらいですから。
そんなの世の中がキーボードにこだわる人で溢れかえってる中、自分はこのままでいいのか? そんなわけない。
というわけで、新しいキーボード買っちゃいました。
なぜ買うのか
キーボードは生産性ややる気につながるので、できることな自分の気に入ったものを使ったほうが良いと思ってます。
一口にキーボードと言っても無数にバリエーションがありますし、一つ一つ違った良さがありますので色々試しながら自分にあったものを見つけていったらいいと思います。(そうしてキーボード沼にハマっていく人もいますが)
今回新しいキーボードが欲しかった主な理由はHoly pandaのスイッチを使ってみたかったからです。 せっかく新しい軸を買うなら、軸以外も使ったことのないものが欲しくなったので、一式そろえたって感じです。
何を買うのか
Holy panda
上記で紹介したように、今回はHoly pandaの軸を使ってみたかったのでそちらを購入することにしました。
Holy pandaはキーボードの軸における高級軸の部類の1つです。 打鍵感が非常に気持ち良いということでちょっと詳しい方なら耳にしたことがあるかもしれません。
この軸、ひと昔前は国内で手に入れるのがちょっと大変だったりしましたが、最近では結構な量が出回っているように感じます。(メルカリなんかでも結構見かけたりしますし)
Holy pandaは、茶軸と同じタクタイル軸の一種で、触った感じは、
- 茶軸よりタクタイル感が強い
- 押下圧は茶軸より若干重い感じする
という感じです。*1
こちらのスイッチが既製品で使われていることはまず間違いなくないので、こちらのスイッチを使用するためには自作キーボードを作る必要があります。
TOKYO60
どのキーボードにするか悩んだんですが、こちらのキーボードにしました。
理由はシンプルに「かっこよかったから」です。
自分、あんまり大きなキーボードは好きじゃなくて、60%キーボードぐらいが丁度いいと思ってます。 TOKYO60はHHKBのレイアウトの60%キーボードというのがかっこよかったのと、ホットスワップのPCBではんだ付けがいらないという手軽さに惹かれたので、こちらにしました。
キーキャップについては純正のキーキャップもあるんですが、キーの刻印が黒×グレーの合わせになっており、ちょっと見にくそうでした。 そんなわけで、キーキャップだけは刻印が見やすい別のものを使用することにしました。 このように好みに合わせてキーキャップを交換できるのも、メカニカルキーボードの良さですね。
作業メモ
ここからは、実際に組み立ての流れの記録です。 誰の特にもなりませんが、個人的に組み立ての記録くらい残しておきたいので。
中身
フレームはこんな感じです。
スイッチはこんな感じ。
その他の部品はこんな感じになっています。
組み立ての様子
まずはスタビライザーを組み立てます。 前回同様、こんなのを作っていきます。
そんでもって、次にそれをPCBにはめ込んでいきます。
次に、小さいネジを使ってPCBとケースを取り付けます。
そしたら、フレーム底をネジ止めします。
あとは上からスイッチをはめ込んでいくだけです。 この辺はホットスワップなので非常にかんたんにスイッチを付けることができます。
最後にキーキャップをはめ込んでいけば完成です。
刻印もはっきり見えるので、初めて使う配列でもなんとかやっていける気がします。
感想
実際に作ったもので打鍵してみると、なんだか「ポコポコ」という独特な感覚がします。 タクタイル感が非常に強く、「コクッ」っていうタクタイル感が好みの方は、非常に好きな打鍵感だと思います。
個人的には静電容量無接点もいいですが、メカニカルの打鍵感のほうが好みで、いろんなキーボードを試してみたくなっちゃいますね。 また気が向いたら新しいキーボードを買って遊んでみたいと思います。
*1:正確な押下圧の値は測っていないので、あくまで個人の感覚です。